Monday, June 13, 2005

バンクーバーの番付(00-1)

バンクーバーは冬の間雨ばかり。 進化論が本当なら、指の間に水掻きができそう。 たまにちょっと雪が降れば、市街地は麻痺状態。 雷が轟けば停電。 東と北に山が迫り、西は海、南はアメリカと「どちらを向いても行き止まり。まるでアルカトラズの牢獄じゃないか」という人もいますが、住んでみればまことに快適な牢獄です。 そのバンクーバーが、今年は世界の218の都市の中で最もバランスのとれた快適な町だと、リタイアメントと国際リロケーションを専門とするコンサルタントが選びました。 もっとも、チューリッヒ、ベルン、ウィーンと並んでですが。 理由は、安全で犯罪も少ない。(泥棒はいるのですが) それに健康的な環境で、水もきれい。 交通機関も学校もまあまあ。 意外なのは「政治的に安定している」という評価。 過去3人の州首相がスキャンダルで辞任に追い込まれたのに? しかし平和運動のデモも小競り合い程度で、テロリストの騒ぎもないからでしょう。日本から作家のグループが訪れたとき、地元の日系人が「バンクーバーがよい所だなんて書かないでください」と頼みました。 それにもかかわらず林真理子さんが「バンクーバーよいとこ」と書いたので、当の日系人は「約束違反だ」とブツブツ。 しかしエコノミスト誌も昨年はバンクーバーをクォリティ・ライフの点で世界一と書き、北米トラベル記者協会も1998年に「ザ・ベスト・デスティネーション」として選んだのですから、バンクーバーライトたちも以って瞑すべきでしょう。 (2000/01/13)

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