BBCとURL(99-12)
BBCが、カナダの老人グループに、「ドメインネームを明渡せ。さもなければ…」と要求をつきつけています。 BC州ビクトリアのホビーグループ、Big Blue & Cousins は、高齢者のコンピューター同好会ですが、「bbc.org」のURLを1995年から使っています。 ところが先月、突然BBCからきつい文言の手紙を受け取りました。 「BBC.comとまぎらわしいから、bbc.orgの使用を21日以内にとりやめるように。さもなければ告訴する」という脅かしです。万事に中庸を重んずるはずのBBCが、そんな高飛車な態度にでるとは、ちょっと意外ですが、恐らく精神年齢の若若しい弁護士が手紙を書いたのでしょう。 カナダでも、司法省の若手女性弁護士が、スイス政府に、「マウルーニー前首相の犯罪に関して」という穏やかならぬ手紙を送ったことが発覚し、自由党政府がマウルーニー氏に全面的に陳謝、賠償金を払わされたケースがあります。 日本にも、琵琶湖の近くにBBCという放送局はありませんでしたか。 まさか、言いがかりをつけられるとは思いませんが。困惑したBig Blue & Cousinsのメンバーたちも、やむを得ず弁護士に頼むことにしましたが、BBCが高圧的な態度をあらためて、適当な補償金を払うのであれば、ビクトリアの高齢者グループも話に応じることでしょう。 "Big Blue"というのは、IBMのニックネームです。覚えやすいドメインネームの値打ちは、銀座の土地のように天井しらずの高騰を続けています。 最近の例では、「business.com」というURLが 750万USドルで売買されましたが、売り手はテキサスの38才の男性。 3年前に英国のインターネットサービスプロバイダーから15万ドルで「business.com」のアドレスを買ったときは、気違い扱いされたそうですが、それをさらに750万ドルで買ったeCompaniesは、「一等地にブランド広告をだすようなもの。十分引き合う」としています。 もっと値打ちの高いのは「America.com」。 今のところどんな高値をつけられても、持主は売ないそうです。

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