友への私信: 1万円の食事」(06/06/29)
大福の老舗の仔細を早速お調べの上お伝えいただき有難うございました。 東京も大震災、大空襲と、幾度も全滅に近い災害を経験したのですが、その度に見事な復興を遂げて、名のある名店が何代も伝統の灯を守っているとは、嬉しい心意気ですね。
それにしても、一回の食事が一人前一万円を軽く超えるとは、さすが日本ですかね。 バンクーバーだったら、その四分の一もするでしょうか。 クィーンエリザベス公園に、クリントンとエルツリンが会食したレストランがありますが、そんな最高の所でも、二人で五十ドルも出せばお釣りが来るでしょう。 それは、味もサービスも、日本の四分の一程度でしょうが。
十五年前に、新宿のデパートに集まった小学校の同窓会の時も、会費は一万円を超えていましたから、それから年月が経った割には、余り値上りしていないとも言えるかもしれませんね。 日本の汽車弁は一万円するのがあると読者から便りをもらったのは何年前だったでしょうか。
ウォーレン・バフェットという富豪のことは知りませんでしたが、フォーチュンやフォーブスにはしばしば登場したのでしょうね。 「美田を残さず」とは西郷南洲に共通した哲学かと思いますが、カナダの横断鉄道で出会った婦人を思い出しました。 ヨーロッパから移住してきて、艱難辛苦の末、今日の財を築いたのでしょうが、「オタワの郊外に広い土地を持っているけれども、子供達には残さない。 すべて社会に還元する心算」と語っていました。 以前アメリカで相続税を緩和せよという議論があった時、テレビで反対の意見を述べていたのは、ビル・ゲイツの父君とロックフェラー一族の比較的若い人でした。
サッカー談議に関連して、ある方から投書をいただいたことがあります。 「サッカーの選手が、ダッコチャンよろしくフィールドで抱き付くのは醜態だ」と嘆いていましたが、あれはやはり海外からの輸入でしょうか。 ボートレースの後で舵手を隅田川に投げ込むのもテームズ川の慣わしを真似たもの。 「ついでに審判も紅毛の鬘をかぶったらよい」とある教授が書いたら、ボート部学生の逆鱗に触れたことがありました。 もっとも最近はこちらの新聞にも「TANKAN」という言葉が出るようになりましたが、あれは日銀の「短観」がそのまま英語の記事に輸出されたもの。 日本的お辞儀の習慣もそのうち広まってほしいものですね。 (06-06-29)

0 Comments:
Post a Comment
<< Home