Wednesday, August 30, 2006

年金生活 (2006/08/30)

イノさんへ

もう9月を目の前に迎え、やがてクリスマス、正月が速足でやってくるのを感じます。

今年の夏は、遂に「暑い」という思いをすることなく過ごせたのは幸運でした。 私どものアパートは北東と北西に向いているのですが、他のカナダの町はいざ知らず、バンクーバーでは、北向きの方角が好まれます。 南向きの、日当たりのいいコンドミニアムはなかなか買い手がつきません。

私どものアパートも、南向きや西向きの部屋だと熱帯夜を経験することもあるようですが、北向きの部屋ならそんなことはありません。 扇風機はおろか、扇子も団扇も不要。 夜など窓が開いていると寒いくらいです。 

先日ニュースで、カナダの退職者の平均的な生計費を報じていましたが、月平均3,500ドル(33万円)だと伝えていました。 ということは、その倍使う人もいるだろうし、その半分でで暮らす人も居るということでしょう。 大体退職する年代になると、ハウスローンの返済も終わり、住宅費にお金がかからないのが普通です。 
住宅を持たないプロレタリアが払う家賃は、大体バンクーバーで月1,000ドル(95,000円程度)が平均ではないかと思います。 もちろんケースバイケースでかなり差は出てきますが。 

仮に家賃1,000ドルとしましょう。 この中には通常暖房費が含まれていることが多いのですが、これも一概には言えません。 食費は2人で一日20ドルで月に600ドル(6万円弱)あればいい食事ができるでしょう。 医療は州政府に払い込む保険料が2人で月100ドル(9,100円)。 ほかに処方薬や州の医療制度でカバーされない漢方療法などは民間の保険が適用されますが、これが月100ドル。 ケーブルやインターネットの接続料が月100ドル(9,400円)。 外食する場合、一人一回20ドル(2,000円)ぐらいが目安でしょうか。 そのほかにクリスチャンやユダヤ教徒なら収入の1割を献金することになっているのですが、果たしてどれだけの人が実行しているでしょうか。
 
イノさんにカナダの年金生活者の暮らしの一端を知ってもらいたいとひと言触れてみました。

(06/-8/30)

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