TV合戦(99-10)
カナダのケーブルTVとサテライト・ディッシュの商戦が加熱しています。都心から車で1時間もドライブすると、視界も開け、家屋の敷地も千坪単位となり、地下水の味が自慢という辺り、ぼつぼつ丸いサテライト・ディッシュが目立ってきます。 この辺では、ケーブルTVのネットワークが十分行き渡っていません。サテライトから直接電波をキャッチする受信家庭は現在 545,000 世帯。 それも日を追って増えています。 このシステムは、direct to home(DTH)、つまりデス・テレビジョンといわれ、従来のテレビ受信方式を脅かすものとみられていました。 事実、サテライト・プロバイダー各社は、契約件数の増加に追われています。 スターチョイス社の数字によると、1997年の売上が 150万ドル、1998年は 8,590万ドルと、5,437%の飛躍。しかし、都市部のケーブル会社は、アナログからファイバー・オプティックによるデジタル・サービスに切り替えることにより、巻き返しをはかっています。 現在ケーブルを契約している家庭は 850万世帯。現行のサテライト・システムでは、1度に視聴できるチャンネルは1つだけ。 複数のチャンネルを視聴したければ、サテライト・ディッシュを増やす必要があります。一方、ケーブルは、現在のアナログ方式の料金に数ドル足すだけで、150 チャンネル以上の映像が良質な画面と音質で鑑賞でき、しかも複数チャンネル視聴可能、と売込みます。 (我が家のアナログケーブル料金は月$33Cdn-\2400)ケーブルとサテライトの競争は激しさを増していますが、サテライト・プロバイダーの大手2社も、45センチのディッシュ($400相当)無償で提供するなど、捨て身の戦法で、互いにサービスを競っています。(Source: Vancouver Sun) Oct. 99

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